2013年02月05日
愛された犬は早く逝く

幸せを沢山貰い、沢山与えて早く逝く。
それは仕方ない事なのかも知れない。
娘がトリマーを勤める先生宅のネネちゃんが本日亡くなった。そりゃ小さくて可愛い本物のトイプードルのティーカップだった。
間違いなくショーに出れるミントコンディションのワンちゃんだった。
ただ、狂暴だった(笑)本当に可愛いから触りたいのに、唸る。
でも、先生が我が子並みに可愛がったネネちゃんは絶対に幸せだった筈だ。
小さな身体に負けん気を詰め込んだ小さな小さな身体で、ネネちゃんは精一杯生きて看板犬を勤めた。うちのココモも近付くといつも、やられて拗ねていた。
先生曰わく
「愛された犬は早く逝くんよ。愛されず放置されてた犬は長生きして最後は倒れ寝たきりになり最後に甘えて愛される時間を取り戻すのんよね」
この言葉が私は大好きなんだ。
犬は愛される時間を取り戻す生き物…
何回かネネちゃんを抱っこさせて貰ったけど軽くてフワフワだったな。
小さな命だけど忘れないように書いたんだ。
単なるペットじゃないかって思うだろ?
違うんだよな。
飼ってる人にとっては犬は特別なんだ。
俺は猫も好きなんだけど…家族が猫苦手なんだよな。
この生き物の居る生活って「癒やし」その物なんだよな。
気が狂いそうな時も俺だってあった。
しょぼくれてたら「ワン」と吠えてココモがオモチャ持ってやって来る。
これは「遊んで」じゃなくて、飼い主と遊んでた時の楽しそうな飼い主の顔を覚えてるんだ。
だから、
「ほら、オモチャだよ。楽しいよ!また、あん時みたいに楽しくなるよ!」
って事らしいのだ。
凄く、愛おしいじゃないか…
あんた…犬が好きかい?
Posted by 逢坂秋介 at
22:10
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