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2013年10月02日

飛ばないカラス

大阪には、被差 部落と呼ばれる地区が複数ある。いや、近畿圏には多数ある。
その町には、差別と共に精肉業に携わり今を生きる人々との語られないユーモア溢れる話がある。
その町の池に精肉業の人々が
「傷んだから捨てようか」と傷んだホルモンを棄てるのだ。
それをカラスが食べて、鯉や鮒が食べて恐ろしく成長する。
飛ばないカラスは、私と同世代なら皆あちらの地元なら知る話だ。
異常にデカイカラスが池に住む。
首が三重位にだぶったカラスだ。
毎日毎日、栄養のあるホルモンを食べて動かないでエサにありつくカラスは石を投げ当たっても悠々と歩いてる。太り過ぎて飛べないのだ。
鳴き声も太り声帯を圧迫し恐ろしい声で「グワァ〜」と鳴く。
また、飼い犬も肉の捌き場に出入して落ちてる極上肉を食べて自分の体重を支え切れず前足がハの字に湾曲した犬(笑)捌き場に来て食い漁るライオンの子供並の体格の猫
池には、ムーが騒ぎそうな鯉や鮒が泳ぐ別世界…
この話をして次の日に話した知人がいきなり脳梗塞で入院した。
多分、死を感じた彼は小さな頃の風景が浮かび私に話して聞かせたのかね。幸い初期で助かったが…
不思議な話だろ?
そして誰も知らない話なんだよな






  


Posted by 逢坂秋介 at 18:46Comments(2)